CAPTER7. セルフケアの習慣化

包括的セルフケア講座

セルフケアの習慣化

セルフケアプランの立て方

次は、セルフケアプランの立て方について話します。セルフケアプランを立てる方法は、次の4つのステップです。

  • ステップ1 → 現状の確認
  • ステップ2 → 目的と目標設定
  • ステップ3 → スケジューリング
  • ステップ4 → 結果の評価と改善策の立案

順番に開設していきます。(ステップ1)まずは現状の確認です。これは今の状態を明らかにしていく作業で、ケアプランの根幹になる最も重要なステップです。包括的セルフケアでは、包括的カウンセリングシート使うこと推奨しており、その方法については包括的セルフケア講座【実践編】で解説しているのでそちらをご覧ください。

モチベーションと継続性の確保(目的と目標設定)

セルフケアの効果がでない1番の原因は続かないことです。その解決方法を今から話します。もしあなたが飽き性だったとしても、この方法を使えば、続けることができるようになります。それが今から話すステップ2になります。

(ステップ2)理由と目的と目標設定ついて解説をします。まずは、目的と目標の違いを正しく理解して欲しいので解説しますが、なぜ目的と目標が大事なんでしょうか?それは目的は、段階的に目標を達成していった先に実現できるいわば最終の目標だからです。目標は目的を達成するための指標で、理由は、行動するための動機となりモチベーションを保つために重要だからです。

例えば私は、100歳までロードバイクに乗ることを目標にしていますが、目的は、人生の後半も楽しむことです。理由はいくつかありますが、1番の理由は、人生の後半を楽しむことなく逝った両親の分まで、人生を楽しみたいからです。

セルフケアは、目標や意思だけでは続けることができません。目標やその先にある目的を達成したい理由が行動の動機付けになります。もちろん、健康になるといった目的の理由が明確にならない人は多いかと思います。

そのことを踏まえ、まずは、1年後どういう状態になっていたいのか長期の目標を考えます。そして、次になぜそうなりたいのか理由を考えます。ここまでできたら次は、6ヶ月後、どういう状態なっていたら1年後の目標を達成することができるかを考え、それを中期の目標として、そして最後に、6ヶ月後にその状態になるためには、3ヶ月後にはどのようになっていたら実現できそうかを考え、それを短期の目標として書き出して、どこか目に着くとこに貼っておきましょう!

セルフケアの障害と克服策

セルフケアの1番の障害は、時間管理です。なぜかというと、誰にとっても1日は、24時間と決まっていて、今の状態でフルに活動して、これ以上何か新たなことに取り組むといっても、時間を確保することが難しいからです。

例えば、仕事の帰宅時間が遅く、朝が早い人がいたとします。睡眠時間が6時間で体調も良くない場合は、睡眠時間を増やすといったことに取り組むことが難しい・・・そんな場合は、昼寝をする時間を確保するか、思い切って働き方をかえることも必要となる。そんな今の時間の使い方を見直すのが(ステップ3)のスケジューリングです。

実際にあなたが、何に取り組めば効果的なのかは、実践編で学べるようにしているので、まずは運動と食事、睡眠の3大原則を記録して何にどれくらいの時間を使っているのかを把握してみてください。

ステップ4は次のCAPTERで解説します。

【まとめ】

・目標、目的、理由が成功の道筋

・長期→中期→短期の順番で目標を考える。

時間割が大事

【ワーク】:セルフケアプランを立ててみましょう!

1日の時間の使い方を表に記録してみましょう!

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